ミニ・ブランチャードが捉えた2015年〜2018年の秀逸クリップ集『BRAKERZ DOZEN』
Dane Reynolds ~ BAKERZ DOZEN from mini blanchard on Vimeo.
60年代〜70年代のデザインにインスパイアされたセルフシェイプの板で〈ダクト・テープ・フェスティバル〉に参加したり、オルタナティブ・ボードのオープンマインドさを広げるムービー〈エレクトリック・アシッド・サーフボード・テスト〉に出演するなど、最近そっち方面の活動が目立つデーン・レイノルズ。そっち方面に傾倒しててもホンモノ感があるのは、ハイパフォーマンス・ボードでも未だ突き抜けてる実体があるから。
デーン・レイノルズと親しい関係のフィルマー、ジェイソン“ミニ”ブランチャード。彼が2015年〜2018年にかけて撮影したクリップのベストライドをまとめたショートムービー『BRAKERZ DOZEN』を公開。カイ・ネビルの作品『CLUSTER』や、デーンの『CHAPTER 11』、デーンがクレイグ・アンダーソンたちと起ち上げたアパレルブランド〈FORMER〉の『PREMIUM VIOLENCE』、『CONTROLLER CRUX』、『COPACETIC』といった名作にも使われた選りすぐりスーパーアクション集です。
『サーフクラブ』に写真提供してくれてるフォトグラファー、モーガン・マアセンがインタビューしたとき、デーンはこう話していました。
テイラー・スティールの時代は作品のリリースサイクルが2年に1本のペースで、その作品の良いパートで使われたらな、とか考えていた。でも、今の時代は月に1度は良いセクションの映像を出さないと飽きられてしまう。それって最高だけど、クレイジーでもあるよね。
コンテストに参加してるときは、もっとシンプルだった。たとえば、クオーターファイナルまで進出すれば、プロとしての仕事をこなしたって実感ができた。コンテストでサーフィンをしている姿を見せて、ネット上の映像でもそれほどすごくなくてもオッケーで。毎月良い映像をアップロードするよりはるかに楽。映像はとんでもなくハードだよ。
だって、ヒートと違って同じサーフィンを繰り返しすることができないんだぜ。ヒートなら、まったく同じライディングをすれば勝ち上がることができる。でも、ネット映像でそんなことをしたら、すぐに飽きられてしまうんだよ。
–デーン・レイノルズ
なるほど・・・『BRAKERZ DOZEN』をみれば納得です!