【WSL】2018年CT選手“インスタ・フォロワー数”ランキング

キング・オブ・インスタグラマーはあの熱血漢!

地元でのコンテストでこの人が登場すると、花道のまわりはウォーリーを探せ状態。Photo: WSL / Cestari

画像や映像でコミュニケートできるインスタグラム。言葉は通じなくとも“サーフィン”という共通言語でつながれる大事なSNSプラットフォームだ。ファンは国境を超えて、フォロワーとなって応援できる。そして、フォロワーの数が人気度を測るバロメーターにもなる。2018年CTサーファー34人。そのインスタ事情をチェックしてみよう。

Text: Junji Uchida

 

世界最高峰のプロサーフィンツアー“CT”が今年もスタート。

わずか34人しか出場できないその枠を手にしたツワモノたちが、ワールドチャンピオンを目指して熾烈な戦いを展開。

で。開幕戦のクイックシルバープロ・ゴールドコーストで、またしても熱くなりすぎちゃいました。

ガブリエル・メディナ、今季初のヒートでインターフェア……

ヒート開始まもなく10ptレンジの波をつかんだガブリエル。が、本試合にワイルドカード枠で出場しているレオナルド・フィオラバンティに対してインターフェアとジャッジされた(画像をクリックすると映像ページにジャンプします)

 

でも、その闘志むき出しの姿勢が同じラテンの血を騒がすのかも知れません。

 

590万フォロワー。ブラジルの英雄、ガブリエルが圧倒的!

 

ガブリエル、圧倒的! ちなみのこのグラフを作成中もフォロワー数がどんどん伸びて何度も書き換えましたが追いつかず、いまや599万人。(各サーファーのインスタ・アカウントをもとに『サーフクラブ』が加工)

 

ご覧ください。インスタのフォロワー数、590万人! カリスマ、ケリー・スレーターに対してトリプルスコアに迫る勢い。ミック・ファニングやジョンジョン・フローレンスに至っては5倍以上も差があります。

 

 

🙅🏻‍♂️ Ft: @kaiquephoto

G. Medinaさん(@gabrielmedina)がシェアした投稿 –

 

これならポルトガル語バージョンのウェブサイトも「用意しまっせ!」、“I’m Medina”の動画広告も「回しまくりまっせ!」となるのも、サーフボードのボトムがスポンサーロゴでいっぱいなのも納得。

ガブリエルが2014年にブラジル初の世界チャンピオンになり、母国へ優勝カップを持って凱旋。ブラジルでもっとも人気の高いテレビ番組『Jornal Nacional』に出演したのが国民的スターになったきっかけだとか。30分番組のうちの10分がガブリエルの生インタビューに割かれ、4千万人もの人が視聴。結果、ネイマールやアイルトン・セナと肩を並べる人気アスリートになったのだそう。

 

投稿数はCT選手平均=1253.2ポストより多いものの、最多のアドリアーノ・デ・スーザ=2350ポスト、2位のフィリッペ・トレド=2337ポストよりは少ない1870ポスト。上位2人がブラジリアンというわけ(笑)(各サーファーのインスタ・アカウントをもとに『サーフクラブ』が加工)

 

FOLLOW PLEASE!

 

ちなみに、カノア五十嵐は126,000フォロワーと16番目。コメントはほぼ英語だけど、簡単な単語ばかりだし学びもあるからまだの人はフォローすべし。

 

 

頑張って欲しいのは、現状は下から数えたほうが早いコナー・オレアリー。先日記事で書いたとおり、母親はJPSA元グランドチャンピオンの柄沢明美さん。日本の血を引くコナーが昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを取ったことは、日本人にとって歴史的快挙。

コナー自身はあまり表に出たがらない性格のようだけど、応援の声が多ければモチベーションが上がるのは確か。ぜひフォローをして、日本語でもいいからメッセージを送りまくろう!

 

 

Dbah @boskophoto

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Go Connor!