PRODUCT FILE 006【ユーザーとの対話を重ね、最善のボードを共創】DIOS surfboards

ユーザーとの対話を重ね、最善のボードを共創
DIOS surfboards

アクセスの良さと波のコンスタントさに惹かれる首都圏サーファーで、いつも賑わう千葉・片貝。ディオスの活動基盤は、そんな日本屈指のメジャービーチにある。波取り合戦が熾烈なのは言うまでもないが、なぜかディオスのユーザーは皆一様にテイクオフが早く、楽しそうにスイスイ乗りまくる。果たしてそれは、片貝の波を知り尽くすTAKAこと福地孝行がシェイプするボードだからか? もちろんそれも理由のひとつだが、それだけで魔法のじゅうたんが生まれるはずもない。
TAKAはその半生をプロ活動に捧げてきた。日本のあらゆるメッカでライドし、1996年にはJPSAのグランドチャンピオンを獲得。他方、ハワイのパイプラインや南アフリカ・Jベイなど、個性的な一流ゲレンデへの旅を重ねた。そうしたなかで波の特性とボードデザインの関係を学び、力のないビーチブレイクからビッグスケールのキャンバスまで、どうチューンすればワークするかを分析。
ゲレンデ×乗り手のスキル×ボードデザインの掛け算による、究極のレシピと言うべきノウハウを得た。
また、サーフィン雑誌でハウツーやクリニックを長きにわたり監修。初中級者からエキスパートまで、多くのサーファーの課題を解決するなかで、自分に合わないボードで消耗している場面を目の当たりにしてきた。TAKAのボードに関するアドバイスを素直に採り入れたサーファーは、成長速度をグングン上げて、伸びた分だけ楽しさも増したという。
そんなTAKAのシェイパーとしてのこだわりは、ユーザーと対話すること。
必要に応じてホームゲレンデでライディングを見ながら目指すゴールを確認し、達成に向けて最善のボードを一緒につくり上げる。そのリレーションシップこそが、楽しくスイスイ乗れる魔法のじゅうたんを生み出す理由だ。

ソリッドな波にアプローチするシェイパーの福地孝行。ファンウェイブの片貝から豪快なパイプラインやワイメアまで、乗り手としての豊富な知見がサーフボードづくりに反映される。自らテストできるのがサーファー/シェイパーの圧倒的な強みだ Photo.Kenji Sahara

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