〈スポル品川大井町〉にできたウェーブプールを、ひと足お先にサーフチェック!
Text: Junji Uchida Video+photo: Shuji Izumo
新井洋人・市東重明・勝又正彦がテストライド。
〈citywave Tokyo〉でサーフィン体験してきました。50分ワンセットのセッションを新井洋人、市東“シゲ”重明、勝又“Cuts”正彦というスタイルの違う3人が、ひと足お先にテストライド。最初は手こずりつつも慣れてくるにつれて、いろんなことが分かりました。初級〜中級者の予約はしばらく満員という注目のウェーブプール体験を、数回に分けてリポートします。
結論から言いますと、かなり想定外でした。水流で後ろに吸い込まれていく感覚は、やっぱり海と違います。攻略するには、ボード選びとテールコントロールが重要ポイント。これから行こうという人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
1人あたり15分。いろんなボードでcitywaveの向き不向きをチェック。
citywave Tokyoは、〈スポル品川大井町〉の施設内にあります。サッカー好きやバスケ好きもアンテナを張っている総合スポーツエンターテイメント施設で、オープンは今日8月11日。最寄り駅は大井町で、駅から徒歩3分。京浜東北線や東急大井町線、りんかい線が停まるハブステーションだし、首都高の出入口も近くて便利。隣は劇団四季の〈キャッツシアター〉で、向かいには〈四季劇場[夏]〉があります。
citywave Tokyoの造波プールはリバーサーフィンがルーツです。こちらの記事でくわしく解説したので、興味がある方はご覧ください。
『サーフクラブ』が取材したのは8月9日。台風13号からのバックスウェルで、日本中のクラシックポイントが大忙しのThe Dayの日。が、直前の声がけにもかかわらず、洋人・シゲ・Cutsの3人は東京の新名所取材を快諾。おまけに、いろんなデザインのボードを持ってきてという無茶振りにも応えてくれました。
ワンセット50分を単純に3人で割れば、1人16〜17分。仮に15分乗れるとしたら、1種類✕15分より3種類✕5分のほうがボードやワザの向き不向きが分かるし、絵的にも単調にならずに済みますから。
ウェーブプールの建物は真っ青な「SURFING01」のサインが目印。建物の脇の階段を上っていくと、citywaveのお目見え。リゾート感のあるエクステリアに、プールのブルーが鮮やかです。京浜東北線やビル街を臨みながらサーフィンするのもの、なかなかのオモシロ体験。テラスにはバーベキュー設備もあるし、遠出をしないでアウトドア気分を楽しみたい家族やグループにはお手軽ですね。
プールでは、デモのために来日しているドイツ人ライダー、タオ・シラーマッハーさんが練習中。
うっ、ウマい!
プロサーファー3人も見入ってます。
さらに、citywaveを発明したレイナー・クリマシュウキスキーさんの奥様スージーさんも。
おもしろそう! 薄いトライフィンで8の字ターンを楽しんでます。
ワクワク・ドキドキ・・・果たして1本目のライディングは!?
さあ、いよいよ初陣。テイクオフはプールの縁に座りながら。足の裏でボードを調整しつつ、慌てずゆっくり立っていきます。ちなみに波の設定は、いちばんゆるい初心者モードです。
それでは、3人のファーストライドをご覧ください。
(笑)。ま、一発目ですから。果たして3人は、citywaveをどう攻略していくのか。
が! このあとテスト企画は予想外の展開に。この続きは次回パート2で。お見逃しなく!