【WSL】カノア五十嵐、世界混合チーム入り。

ウェイブプール国別対抗戦〈ファウンダーズ・カップ〉の全出場者。

オージーチームのキャプテンを務める6度のウイメンズチャンプ、ステファニー・ギルモア。Photo: WSL / KENNETH MORRIS

 

今年の5月5日・6日の2日間、カリフォルニア・リームアで開催されるWSLのスペシャルイベント〈ファウンダーズ・カップ〉。そのチーム構成と出場者リストが公表された。

MAN MADE(人工)革命として脚光を浴びるウェイブプール“サーフランチ”での、世界最高峰サーファーたちによる初めての公のコンテスト。

チームの枠は5つに設定され、男子3名・女子2名の1組5人チームで優勝を争う。

CTスター選手を中心に構成された各チームは実に華やかだ。

 

【アメリカ】

  • ケリー・スレーター(キャプテン/男子)
  • ジョンジョン・フローレンス(男子)
  • コロへ・アンディーノ(男子)
  • カリッサ・ムーア(女子)
  • コートニー・コンローグ(女子)

 

【オーストラリア】

  • ステファニー・ギルモア(キャプテン/女子)
  • ミック・ファニング(男子)
  • マット・ウィルキンソン(男子)
  • ジュリアン・ウィルソン(男子)
  • タイラー・ライト(女子)

 

【ブラジル】

  • ガブリエル・メディナ(キャプテン/男子)
  • アドリアーノ・デ・スーザ(男子)
  • フィリッペ・トレド(男子)
  • シルヴァナ・リマ(女子)
  • タイナ・ヒッケル(女子)

 

【ヨーロッパ】

  • ヨハナ・ディファイ(キャプテン/仏・女子)
  • ジェレミー・フローレス(仏・男子)
  • フレデリコ・モラリス(ポルトガル・男子)
  • レオナルド・フィオラバンティ(伊・男子)
  • フランキー・ハラー(独・女子)

 

【世界混合】

  • ジョーディ・スミス(キャプテン/南ア・男子)
  • ミッシェル・ボーレズ(仏領ポリネシア・男子)
  • カノア五十嵐(日本・男子)
  • ページ・ハレブ(ニュージーランド・女子)
  • ビアンカ・ビテンダッグ(南ア・女子)

 

カリスマ、ケリー率いるUSチームはハワイも含むため、ジョンジョンにカリッサなど、世代を超えたスーパードリームチーム。

オーストラリアはキャプテンのステフやタイラー・ライトなど、女子力強めで対抗する。ちなみに、引退直後のミックもメンバー入り。

ブラジルはガブリエルをリーダーにデ・スーザやフィリッペらと、ウェイブプールでもストームを起こす勢い。

ヨーロッパもやはりキャプテンは女性で、フランスのヨハナ・デファイがチームを統率。

そして、今季から日本人として参戦しているカノアは、世界混合チームの出場枠を確保。同チームは南アのジョーディ・スミスが指揮を執る。

ISA(世界サーフィン連盟)とWSL(世界プロサーフィン連盟)が東京五輪の出場枠で合意したことにより、トップCT選手が2020年に出場してくるのは必至。実際のクライテリアとは違えど、国や大陸別の国際大会は、アスリートとしての威信をかけたドラマを連想させる。

今年のゴールデンウィークは、ライブの視聴環境確保をお忘れなく。

 

イベント特設サイトはこちら!