マーガレットリバー・プロ開催中に発生した2つ目のサメ被害。
マーガレットリバー・プロの開催中に起こった2度目のシャークアタックの瞬間が7 NEWSパースで公開され、サーファーたちに衝撃を与えている。
*映像には目を覆いたくなるようなシーンが出てきますのでご注意ください。
7 NEWSによると、被害に遭った41歳の男性=ジェイソン・ロンググラスさんは、午前中のシャークアタックにより発令されたアラートを無視してサーフィンをしていた。その後、サメが現れたため、ジェイソンさんは水面を叩くようにしたところ、ボードに向かって加速してきたという。彼は岸に向かって猛ダッシュで戻ってきた。しかし、アドレナリンが噴出していたことが原因で、脚が噛まれていることを陸に上がるまで気づかなかったそうだ。
また、最初のシャークアタック被害者の37歳の男性=アレハンドロ・トラヴァグリーニさんは病院で手術を受け、安定状態に入っているという。
西オーストラリアやJベイ、レユニオン島など、波はいいもののサメが多い場所へ旅をするサーファーは少なくない。シャーク・アラートが発令されているときにパドルアウトする日本人は少ないだろうが、十分に注意していただきたい。万が一のときに自分だけならまだしも、大切な人はもちろん、地元の方々など周囲に迷惑をかけることになる。
また、WSLのソフィ・ゴールドシュミット氏は今朝、マーガレットリバー・プロの中止を発表した。こうした映像が拡がり状況が明らかになることで、その英断が賢明な判断であると、誰もが評価するに違いない。